思えば、去年桜が咲く頃に、フラメンコを習い始め、そして1年が過ぎたのですが、
習い始める時に先生が「セビジャーナスは1年かかります」とおっしゃいました。
何でそんなに長いことかかるのかとその時は思ったのだけど、やってみると
キッチリ覚えていない分、前に戻って復習したり、ここは体をあまり斜めにしない!とか直されたり
結構時間のかかるものです。
結局1年経って、一通り習って、足は一応覚えたけれど、カスタネットを鳴らして
おどるまでには至っていません。
手にはしっかりカスタネットを付けているのですけどね。
私と一緒に始めた方も、やっぱりおんなじで、時たま鳴ったり鳴らなかったりという感じです。
回転するときなんかは、回るのが精一杯で、カスタネットは無音状態(^^)
それがよく分かったのは、特に今週のレッスンでした。
例のごとくグループに分かれて練習するのですが、私たち4人組はセビジャーナスの4番の
復習からです。
先生が他のグループの指導をされている間、自分たちで「カスタネットを付けて」4番を
踊ってみました。
運がよかったのか悪かったのか、上級のクラスの方たちが、今日はカスタネット無しで
踊っているため、私たち4人の音しか聞こえません。
ターリヤーリヤッピ!くらいまではいいんですが、あとは音もまばら!
それで先生が私たちのところに回ってきたとき、カスタネットの練習になりました。
左手はキツネの手!(薬指・中指で同時うち)右は小指⇒薬指というように
タン・タン・タンと3拍ずつ12回打ったら、次は右手を小指⇒中指に変えます。
また3×12回。
次は右手を小指⇒人差し指に変え・・・という感じでドンドンつなげていきます。
先生いわく「これを毎日やらないとダメよ〜」ということです。
でもカスタネットの音って、近所に響くんですよね。。。
先生は、カスタネットの間にフェルトをはさんで練習しているそうです。
「全く音が出ないので、あんまりやる気はしないけど、指の練習だから」とおっしゃっていました。
あんなに上手でも、そこまで練習するんですね。
先生はフラメンコ8年目だそうです。
でもまだまだだとご自身はおっしゃっています。
私もやらないと!
とりあえず、安いカスタネットを買ってしまって、音が出ないのはそのせいにしてましたが
安かろうが高かろうが、何がしかの音は出るはずなのでさっき書いた「無音状態」は
おかしいですよね。
仕事の合間に、練習をチョコチョコやろうとは思っています。
さて、どうなることか・・・。
ちなみに私のカスタネットはこんな感じです。(初心者用です。)
※パリージョともいいますが、みんながカスタネットと呼んでいますので。
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