平成18年4月23日 日曜(曇り)   無音のカスタネット


思えば、去年桜が咲く頃に、フラメンコを習い始め、そして1年が過ぎたのですが、
習い始める時に先生が「セビジャーナスは1年かかります」とおっしゃいました。

何でそんなに長いことかかるのかとその時は思ったのだけど、やってみると
キッチリ覚えていない分、前に戻って復習したり、ここは体をあまり斜めにしない!とか直されたり
結構時間のかかるものです。

結局1年経って、一通り習って、足は一応覚えたけれど、カスタネットを鳴らして
おどるまでには至っていません。

手にはしっかりカスタネットを付けているのですけどね。

私と一緒に始めた方も、やっぱりおんなじで、時たま鳴ったり鳴らなかったりという感じです。

回転するときなんかは、回るのが精一杯で、カスタネットは無音状態(^^)

それがよく分かったのは、特に今週のレッスンでした。

例のごとくグループに分かれて練習するのですが、私たち4人組はセビジャーナスの4番の
復習からです。

先生が他のグループの指導をされている間、自分たちで「カスタネットを付けて」4番を
踊ってみました。

運がよかったのか悪かったのか、上級のクラスの方たちが、今日はカスタネット無しで
踊っているため、私たち4人の音しか聞こえません。

ターリヤーリヤッピ!くらいまではいいんですが、あとは音もまばら!

それで先生が私たちのところに回ってきたとき、カスタネットの練習になりました。
左手はキツネの手!(薬指・中指で同時うち)右は小指⇒薬指というように
タン・タン・タンと3拍ずつ12回打ったら、次は右手を小指⇒中指に変えます。
また3×12回。

次は右手を小指⇒人差し指に変え・・・という感じでドンドンつなげていきます。

先生いわく「これを毎日やらないとダメよ〜」ということです。

でもカスタネットの音って、近所に響くんですよね。。。

先生は、カスタネットの間にフェルトをはさんで練習しているそうです。
「全く音が出ないので、あんまりやる気はしないけど、指の練習だから」とおっしゃっていました。

あんなに上手でも、そこまで練習するんですね。
先生はフラメンコ8年目だそうです。
でもまだまだだとご自身はおっしゃっています。

私もやらないと!

とりあえず、安いカスタネットを買ってしまって、音が出ないのはそのせいにしてましたが
安かろうが高かろうが、何がしかの音は出るはずなのでさっき書いた「無音状態」は
おかしいですよね。

仕事の合間に、練習をチョコチョコやろうとは思っています。

さて、どうなることか・・・。


ちなみに私のカスタネットはこんな感じです。(初心者用です。)

RISの使っているカスタネット(初心者用)
※パリージョともいいますが、みんながカスタネットと呼んでいますので。



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