平成22年6月9日 水(曇り)   ふわふわな私 


また、3ヶ月も日記があいてしまいました。
毎晩、寝る前に小さな手帳には1行日記を書いているのですが・・・。

私は、かれこれ10年余りずっと忙しいと言い続けているのですが、去年と今年の春までが
これまた異常に色々な事がありました。仕事でも家庭でも。

忙しいというより、最近は精神的に滅入ってしまって、ぼうっとしていたと言うのが
ホントの所かもしれません。
やっと、今月に入ってから持ち直してきたかなと思えます。

さて、フラメンコ、下手なのは相変わらずですが、それより気力がなえている時は
新しいことも頭に入らないですしどんどん落ちこぼれていって辛かったです。

でも下手は下手なりに、基本の練習を1日5分でもすることにしました。

足が全く打てなくて、皆に付いていけなかったので、ゆっくりでもいいので頭で考えずに
足が自然に動くように1週間やりました。

(3連の足で、左右に移動するのが訳がわかりませんでした。一体どっち足?という感じで)

最初はテープの音を聞いても、早すぎて復習できなかったのですが、つっかかったら
テープを途中で止めてそこまでを繰り返し、もう一回というようにやっていたら、やっと
何をやっていたのか分かるようになりました。

皆はこれをレッスン中に1回見てすぐに覚えられるのに、私は何回もテープを聞かないと
どんな風にやっていいのか分からないし、この差は大きいな〜と思いました。

けれど、この間Rさんに
「私覚えられなくて・・・」とぼやいたら、「だって趣味でやってるんですし、プロになる
わけじゃないですから〜」と言われ、
「そうよね、そんなに落ち込む事ないわよね・・・」と思い返しました。

皆はとても楽しそうにレッスン受けているのに、鏡に映った自分の顔見ると、半べそを
かいているので、何だか惨めに思えてきます。

先生に「口角を上げて!」とか「口を真一文字に閉じない!」とか言われました。
(誰とはおっしゃらなかったけど、多分私だな・・・)

情けない顔はいけないけど、フラメンコは、その人の内面が踊りにでてくると誰かが
言ってましたが、結構私、色んなこと苦労しているし(?)こういうのを出していいものなら
どーんと出そうかなと思います。

今まで社交ダンスでは、踊っていると普段の生活とか忘れて気分が高揚して別世界に
なるのが楽しかったですが、フラメンコって自分の根底を見つめるのが基本なら、それは
それで「修行」のしがいもあると思います。

鏡に映った私は、どうも「ふわふわしている踊り」をしているので、私はホントはこんな
もんじゃないだろうな〜と最近思い始めました。実生活、ヘロヘロに疲れてるけど
ふわふわと生きてるわけではないので。(結構重い)

下手でも、自分を表現できればそれがベストなのではと考えます。
まぁ、そんなことは、皆に追いついてフリをきちんと覚えてからの台詞なんですけどね。
明日もがんばろうっと!


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