平成20年7月7日 月曜(雨のち曇り)   咳とともに去りぬ


先々週、、ティエントで「たたり!たたり!」と踊ったせいか(いえ、自分の心の中だけでの言葉ですが)
ホントにたたりのようなすごい風邪を引きました。

く・苦しい〜。

まず、横になって眠れない=横になると、肺が圧迫されて咳がひどくて苦しくて、「起きて寝る」始末。
眠いのと苦しいのとどっちが先かというと、やっぱり苦しい方です。

おかげで先週は咳が止まらず、ほとんどのダンスのレッスンを休みました。
(つまり、フラメンコも社交ダンスも)
丸々1週間踊らないことって、めったにないですが、それほどに強力な風邪でした。

そんなこんなで本日は病み上がりでして、やっとの事で踊りました。
けど、咳とともに前に習ったこともふっとんでしまったようで、すっからか〜んと忘れてました。

ファンダンゴは、進度もゆっくり目のクラスなので、それほどしゃかりにきなって覚えようと
思ってなかったのですが、今日は流石にそれではちと甘いと思いました。

こんなの習ったっけ?
頭の片隅にも、残っていない有様。
(思えばそのころから体調最悪。咳しながらレッスンしてた記憶だけあります。)

ファンダンゴも2番に入り、タンタカタン・タンタカタンというところで前に出て行くんですが
一体これは何の続きなのか記憶がブツ切れ状態です。

でも、何でこのクラスを受けているかというと、フリを覚えるのではなく、私の気持ち的には、
初歩的な動きのおさらいをしたかったので、そういうところはキチンと頭に叩き込んでいるつもりです。

たとえば、ゴルペにしても足を真上から落とすのではなく、振り子のようにしておろすとか、
そういうのが分かりたかったという事です。

・・・これ、先生によって言われる事が違うので、何だかあいまいになってたところです。

タブラオ系の先生だと足も早く動かさなくてはいけないので、真上に上げてすぐおろす
(つまり最短距離でないと早く動けない)と言われて、ずっとそういう練習をしてきました。

なので、今そうやっていますが、そういう風に指導する先生の数の方がどうやら少ないというのが
最近分かってきました。

要は色々な足の使い方があるから、どっちという風には言えないんですが、私に関しては
足の痛みがあるので真上からどすんと落とすとモロに骨に響いて痛みます。
なので振り子みたいにして落とすほうが痛みが少なくなります。

私は、これからフラメンコの何かの賞をとろうと思っているわけではないし、息も長く続けられ
痛くないように綺麗な音が出るのなら、そっちを取ろうかな〜と最近思っています。

・・・と、フリを覚えていない話しから随分脱線しましたが、今日のレッスンもまた基本的な
足の使い方が分かってよかったと思います。

で、今日のメモです。
1:「プランタは甲をしっかり立てる」
2:「タコンは踵を打つとき腿からヒップにかけての筋肉を使う」
3:「プンタはつま先でも靴の甲革の部分ではなく、底の硬いところがつま先に出ているところで打つ」

やっぱり、こういう基本がしっかり分かってこそ、自分の作りたいシューズも作れるものだと思いました。
デザインばっかりで作るわけじゃないですからね。
(何でフラメンコ習っているかというと、よい靴が作りたいからというのがいつも私の根本にあります。)

基本動作がしやすいシューズが一番だと思います。



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