11月16日                   RISのダンス日記表紙に戻る

       理解できない練習法



11月16日

つい先日、何気なくTVをつけたら、フラメンコのコーチング対決なるものを
やっていた。

全くの素人の2人が10日間練習してどちらがうまくなるか、その対決をして
買ったほうに賞金100万円という企画らしい。

それで、2人の女性アナウンサーが挑戦していた。

一人は有賀さつきさんで、もう一人は失礼ながら名前は忘れてしまったのだけど
かなり若い(28歳だったと記憶している)東北の方のアナウンサー。

スペイン人の先生が「エリ!エリ!」と連発していたから、ホニャララ・エリさんだったと思う。

どちらの方も10日間頑張って、それなりにすごくうまく踊れてすごいな〜と思った。

結局有賀さんが勝ったのだけど、私は勝敗より、2人の舞台(本番)への取り組み方の
違いのほうが興味深かった。

有賀さんみたいに一生懸命のめりこんで練習して、本番にすごい意気込みで
かけて・・・っていうのは理解できた。

だけど、エリさんのように、それだけに夢中になるわけではなく、(ネイルサロンも行きながら、)
ある程度楽しかった〜という練習で、大舞台に臨む人もいるんだな・・・と思ってしまった。

世代の感覚のズレ?かな。

有賀さんは41歳と書かれていたから年代的にも近いし、「やるときはやる!」っていう
気持ちはすごく良く分かる。

けど、エリさんが練習不足で踊れなくて先生が怒って部屋を出て行ってしまったとき
「先生は私を怒っているのではなく、私が踊れないということを怒っているので
別になんとも感じない」と彼女がコメントしたとき、「罪を憎んで人を憎まず」とはちょっと
違うんじゃない?と言いたくなった。

なんで、こんな著名な先生に教えてもらえるいい機会に、もっと頑張らないのかな?
と思った。

結果的には最後は怒っていた先生ともうまくやって、楽しく学べたと言っていたんで
よかったのだけど、こんな練習で何で楽しく踊れるようになったのか、ちょっと不思議だった。

TV的にその辺はぼやかした方が面白かったのだろうけど、私には理解できない考え方。

最後の踊りがうまかっただけに、もう少し詳しく彼女と先生の練習(放映をカットされた
後半の2日間)を見たかったのだけど・・・。

ちょっと、TVってずるいな〜。


・・・てなことに、興味を持ったのは、実は最近自分という人間があまりに
頑張りすぎて宜しくないと思ったから。
(性格改善のために、本まで買って読んでます〜。)

けど、頑張らない人間を見ると腹が立つので、これは私の性分なのかな。。。


前回の店長日記はこちら